香水はハーモニー香りの不思議その②


昨日のブログ⇒《動物も虜!?香りの不思議その①》でも綴りましたように、
動物が反応したり惹きつけられる香りというものがあるようで、
中でもシベットという香料は、かのクレオパトラも身に纏って
異性を惹きつける道具として使っていたと言われています。

時には、香りのスペシャリスト、
錬金術師と呼ぶにふさわしいクレオパトラのように、
香りを操ってみるのも面白いかもしれません。。。

でも、実際のところ、人間にも効くのか??というのはちょっと不明です。
なんたってシベットは、そのまま嗅ぐと排泄物の匂いがするので…>_<
それをうん倍も薄めると、なんとも表現しがたい良い香りになると。
香水の香りを長持ちさせるような役割や、アクセントになる香料として、
名香と呼ばれる香水に使用されています。

それを見つけた人ってすごい。
色々試してみたり、時には偶然が重なって発見されたのでしょうね。
ロマンを感じますね!


香水作りの難しさ、真髄は、ここにあると思います。
いい香りと思うものを全部入れたからといって、
必ずしもいい香りの香水になるとは限らない。
むしろ、全部の主張が激しいと、
なんだか捉えどころのない落ち着かない香りになりがち。
全員が主役のミュージカルみたいに、聴いてるとなんだか疲れちゃうみたいな(u_u)
主役を引き立てるための名脇役がいてはじめて、
主役がより魅力的に見えるものです。

大事なのはハーモニーとバランス。
アクの強い個性的な、ある意味では主役級の役者(香料)を、
指揮者(調香師)がうまいこと操って、
隠れた名脇役として全体を引き締めるいいアクセントとなって
絶妙なハーモニーを奏でるのです。
料理で言えば、ペッパーみたいな。


奥行きと重なり、
広がりと余韻。


香料たちの個性がまとまって、香水瓶という一つの家に住む家族になり、
時にはぶつかり合って、時間をかけて歴史とストーリーを紡いでゆく。
様々な個性があるからこそ、
味わい深さと予測のつかないような新たなカタチが生まれる。

指揮者である調香師は、
香料の個性を知りつくし、それに長年培った経験と技術とセンスで、
時間差で現れる香りを計算して、
頭でハーモニーを創り上げて形にしていきます。

時間をかけて熟成させるので、
時にはMACOTT本人ですら予想がつかないことも起こります。
それが香水創りのロマンと愉しさとも言えます。

偶然の手助けもあり、
MACOTTにしか創り上げられないハーモニーを奏でる、
唯一無二のここだけにしかない香水が生まれるのです。

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