スキンケアの重要な要素とは
身体に自然と馴染み、
分解されやすい素材であることは、
スキンケアにとって最低限かつ最大に必要なことだと思います。
分解されやすさは、使用感でよくわかります。
肌にスーッと自然に馴染んで染み入る感じや、
石けんが水でスルスルとあっという間に解けていく様、
お風呂場の排水口のヌルヌルが少ないということ。
逆に言えば、
肌に張り付いている感じや、
まやかしの、潤いという名のベタつき、
排水口のヌメリの原因となる合成シャンプーやリンスのヌルヌル。
分解されにくいと、いつまでたってもへばりついて取れなくて
自然な代謝の邪魔になって、
サイクルを崩します。
だから、スキンケアは『邪魔しない』のが大切。
古風な日本人女性のように、
一歩下がって見守りながら、
必要な時にさっと手を差し伸べる。
それがアンティアンティが目指すスキンケアです。
肌の自然な代謝の邪魔にならない、
スムーズなスキンケアのためには、
分解されやすく自然に戻りやすい、
農薬は使用せずに育てられた自然の素材を使うのは必須。
そのために、極力処方はシンプルに、
使う素材もできるだけ最低限を心がけています。
和食と同じ。素材ありき。
その素材の魅力を最大限引き出して、
余計なものを入れずに丁寧にいい形に整える。
これは知識とテクニックのいることで、
シンプルだからこそ最も難しいことと思います。
素材は農作物だから個性があって、
同じ品種でも時期などによって微妙に変わります。
ワインみたいに、同じ品種でも育った環境などで香りや風味が変わる、
それってある意味当たり前で自然なこと。
ただがむしゃらに貪欲に、
とにかく肌が綺麗になりたい!と
色々試したり補ったりは、
逆にお肌、しいては心も疲労してしまうかも。
まずはお肌の力を信じてあげること、受け入れてあげること。
そして、よーく観察してじっくり向き合う。
心もお肌も、きちんとリセットして、整える。
外面の美しさは内面と密接に繋がっていて、
肌は心を映す鏡のように、
化粧で隠していたとしても、
内側の状態は表れてしまいます。
だから、外面の美しさ=内面の美しさと言っても過言ではないと思います。
美しさ=バランスの良さとも言えます。
アンティアンティが考える美しさとは、
顔の作りとかじゃなく、
化粧で見繕った顔でもなく、
自分を受け入れて人生を楽しんでいるその表情だったりで作られる、
シミがあっても気にならないぐらい、
内側から輝くような美しさです。
そのために、毎日お肌も心もリセットして、
次の日に備えることはとても大事。
肌をリセットするためには、
邪魔にならない、分解されやすいこと、
心をリセットするには、
心地よい香りとテクスチャーであること、
それが美しさに繋がる重要な要素だと考えます。
スキンケアは毎日使うものだからこそ、
楽しんで気持ちよく使っていただきたいです。
香りやテクスチャーは、
内側からのアプローチとして、
また、心のケアにもなる大切な要素。
アンティアンティのスキンケアは、
リラックスするためのもの、心を豊かにするもの、ほぐすもの。
浸透するのが大事というよりは、
もっと深いところに働きかける感じ。
内側から美しく輝く素肌を目指して、
そのひと役に、アンティアンティを選んでいただけたら幸いです。
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