アンティアンティと私〜スキンケア編③〜
ある日の夜、私はとてもとても疲れていた。
体の疲れもさることながら、心がくたびれ果てていた。
いつもなら、pt.ローズオーガニックソープで洗顔するだけのところ、
最近ご無沙汰だった、オーガニックローズバタークレンジングを手に取った。
正直、ソープで洗顔する方が楽チンだ。
ローズの香りに癒され気持ちもアガる。
が、なぜか私はバタクレを手に取った。
蓋を開け、コックリとしたバームをたっぷり手に取り(推奨500円玉大)顔全体に広げ優しくマッサージする。
体温で温まったバームは、ゆっくりと肌の上を滑り、毛穴の汚れを浮かび上がらせてくれる。
マッサージすることで、肌は柔らかくなり、同時に心もほぐれていくのを感じた。
温かいタオルを顔に押し当て、優しく拭き取る。
鏡を見ると、そこにはくすみも毛穴もない、赤ちゃんのような無垢な肌がうつっていた。
肌は正直だ。
鏡のように、今の自分を如実に映し出す。
ふと、中学校の美術室に貼ってあった張り紙を思い出した。
「めんどうくさいは禁句だ」
めんどうくさいのに、バタクレを手に取った私は、えらかったと褒めてもらえるだろうか?
先生、私のお肌、いい感じですよ笑
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